リハビリテーション科|かさい内科クリニック|岐阜市にある内科・消化器内科|WEB予約可能

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リハビリテーション科

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リハビリテーションについて

リフレッシュルームにはウォーターベッドや頸椎・腰椎牽引装置・干渉低周波治療器、マイクロ波治療器などの各種リハビリ機器をとり揃えています。痛みの軽減や身体機能の改善を取り組める環境となっています。

自動間欠牽引装置

オルソトラック ラセディア 01-6500 GSL-128

自動間欠牽引装置

頸椎・腰椎の牽引が寝たまま出来ます。緊張感の少ないリラックスした状態で牽引ができ、少ない牽引力で治療を行うことができます。頚部・腰背部の筋緊張の改善やマッサージ作用、椎間開大の神経への影響をやわらげます。

ウォーターベッド

CAESAS HYDRA

ウォーターベッド

パワフルな水圧刺激による全身のマッサージ作用(指圧のような力強い感蝕)リラクゼーション作用により血行改善、筋肉の痛みの緩和をします。

干渉電流型低周波治療器

オージオトロンEF-250 GSL-128

干渉電流型低周波治療器

4極の導子で交差させるように通電し干渉波により広範囲を刺激し、吸引導子により吸引マッサージと干渉治療のマッサージ作用が相乗されます。身体の深部まで治療ができ、通電の苦痛もなく高い治療作用があります。

マイクロ波治療器

OG技研ME-7250

マイクロ波治療器

体の深い部分の組織や、関節の内部まで暖め、骨関節及び周囲の炎症や機械的障害、筋肉のしこりなどの痛みを緩和します。

「ロコモ」「フレイル」「サルコペニア」を予防できるのは運動療法だけです!

ロコモティブシンドローム

「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」のことを「ロコモティブシンドローム」といいます。2007年に日本盤形外科学会によって新しく提唱された概念です。略称「ロコモ」といいます。運動と食事をおろそかにした生活習慣では、4050代で身体が衰え初め、60代以降には移動機能が低下して、日常生活に支障をきたす可能性があります。膝や腰の痛みや不調を感じても「年のせい」だと放置しておくと、変形性関節症、変形性脊椎症、骨粗鬆症などの運動器疾患が背景にあった場合には、病状が進行して重篤化していってしまいます。

がんロコモ(がんロコモティブシンドローム)

「がんロコモ」とは、がん自体あるいは「がん」の治療によって、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて移動機能が低下した状態です。 がんになっても動けることが大切ですが、進行すると日常生活が不自由になり、介護が必要になるリスクが高まるだけでなく、がんの治療自体にも影響します。

  1. がんによる運動器の問題 【骨転移(痛み・骨折・麻痺を生じる)骨や筋肉などに発生するがん】
  2. がんの治療による運動器の問題 【骨・関節障害 筋力低下、骨粗鬆症 神経障害】
  3. がんと併存する運動器疾患の進行 【骨粗鬆症・変形性関節症・腰部脊柱管狭窄症など】

1~3の以上のごとく、がんが影響し移動機能が低下した状態ですが、がんロコモの対策には多くの職種・診療科の連携が必要となります。

フレイル

フレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。「虚弱」とも言われます。体重減少、疲労感、歩行速度低下、握力低下、身体活動量の低下が特徴です。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。フレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。

サルコペニア

サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力(男性で28kg未満、女性で18kg未満)や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる(1m/秒程度未満)、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。サルコペニアという用語は、ギリシャ語で筋肉を表す「sarx sarco:サルコ)」と喪失を表す「penia(ペニア)」を合わせた言葉です。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは骨の量が減ることで骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。人間の骨は健康な状態を維持するため、成長期を終えても常に新しく作り替えられています。この骨の新陳代謝のバランスが崩れると骨が弱くなり、骨粗鬆症になる危険が高まります。閉経後の女性に多くみられ、日本では約1000万人以上の患者がいると推定されています。そのため気づかないうちに骨折していたり、骨折から生活の質が低下したりすることもあります。女性の病気というイメージがありますが、患者の4人に1人は男性です。男性の場合、治療を行わずにいると重症化しやすく、骨粗鬆症を原因とした大きな骨(腰椎や大腿骨など)の骨折を起こすことが多いです。早い時期に正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。

変形性脊椎症

年齢を重ねることによって、脊椎を構成する椎体と、その間にあってクッションの役割を果たしている椎間板に変化が起きることをいいます。変化があまり大きくなければ無症状のことがほとんどで、その場合は病気とはいえません。しかし、椎間板の変化が進むことで、腰・背中の痛み、動きづらさなどの症状が引き起こされることがあります。また、神経根や脊髄が圧迫されて左右両方の手足に痛み・しびれ・動かしづらさが生じる「頚椎症性脊髄症」や、長い距離を続けて歩くことができないといった症状が現れる「腰部脊柱管狭窄症」などの疾患につながることもあり注意が必要です。症状がある方は早めの受診をお願いします。

変形性膝関節症

ひざの関節の軟骨が摩擦などですり減ったために、ひざに強い痛みが出る慢性的な病気です。最初は歩き始めに痛みが出ても、休息すれば痛みが治まる程度ですが、基本的に年齢を重ねるごとに病状が進み、ひどくなると安静にしていても痛みが取れず、歩くことも難しくなってしまいます。原因としては、加齢のほかに、肥満、O脚、閉経後のホルモンバランスの変化などが挙げられます。女性に多いことも特徴です。筋肉維持と体重減少がとても大切ですので運動療法が有効です。痛みが強ければ、痛み止めの内服薬や関節注射などを使う場合もあります。

運動不足が死亡ランキング第3位!

運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事などの活動機会も減少して生活の質が低下します。さらに家に閉じこもりがちとなると気持ち的にもふさぎ込みやすくなります。平成25年データでは、日本では運動不足による死亡者数は、喫煙、高血圧に次ぐ第3位でその数は年間約5万人であるということが発表されています。

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